JIMTOF 2026

JIMTOF(日本国際工作機械見本市)は、日本工作機械工業会と東京ビッグサイトが主催する隔年開催の展示会です。2026年は第33回にあたり、10月26日(月)から31日(土)までの6日間、東京ビッグサイトで開催されます。工作機械本体だけでなく、切削工具から測定機器、CAD/CAMまで加工現場をまるごと見られる場で、設備投資の検討や技術動向の把握を目的に来場する実務者が多い展示会です。

この記事では、JIMTOF2026の開催概要と出品対象、そして「せっかく行ったのに何も持ち帰れなかった」を避けるための準備の仕方を整理します。会期や入場料などの一次情報は、記事末尾の公式サイトでも必ずご確認ください。

JIMTOF2026の開催概要

項目 内容
名称 JIMTOF2026 第33回日本国際工作機械見本市
会期 2026年10月26日(月)〜10月31日(土) 6日間
開場時間 10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
会場 東京ビッグサイト
主催 一般社団法人 日本工作機械工業会/株式会社 東京ビッグサイト
後援 外務省、経済産業省、東京都、日本商工会議所
入場料 当日 3,000円/前売 1,000円(税込) ※学生は無料

前売券は必ず事前に買っておく

当日券3,000円に対して前売券は1,000円で、差額は2,000円です。3人で行けば6,000円、部署から10人行けば2万円の差になります。金額そのものより、当日券の列に並ばずに済むことのほうが効きます。初日と土曜日は入場ゲートが混みやすいため、朝いちばんの時間帯を有効に使いたいなら前売券は必須と考えてよいでしょう。学生は無料なので、若手の教育目的で連れて行く場合は在学証明になるものを持たせてください。

6日間のうちいつ行くか

平日と土曜では来場者の層が変わります。商談を目的にするなら平日、特に会期中盤が落ち着いて話せます。逆に土曜は同業他社の見学や学生の来場が増えるため、じっくり技術者と話したい場合には向きません。初日は各社が新製品の発表を行うことが多く、情報の鮮度を優先するなら初日、実際に触って比べたいなら中盤、という選び方になります。

出品対象:何が見られるのか

JIMTOFの出品区分は工作機械だけではありません。公式の出品対象には次の分野が含まれます。

  • 工作機械(旋盤、マシニングセンタ、研削盤など)
  • 鍛圧機械(プレス機械など)
  • 工作機械関連機器・部品
  • 切削工具、ダイヤモンド・CBN工具、研削砥石
  • 歯車・歯車装置
  • 油圧・空気圧機器
  • 精密測定機器、光学測定機器、試験機
  • 制御システム・ソフトウェア(CAD、CAMなど)
  • 環境関連技術

「機械を見に行く」以外の使い方

設備更新の予定がない年でも、JIMTOFに行く価値はあります。測定機器と制御ソフトウェアの区分は、工作機械本体より更新サイクルが短く、比較的小さい投資で現場の改善につながることが多い領域だからです。工具メーカーのブースで自社の加工条件を持ち込んで相談すると、機械を替えずにサイクルタイムを詰められる余地が見つかることもあります。

同じ週に海外の大型展示会が重ならないか

2026年は9月にIMTS(米国シカゴ、9月14〜19日)とAMB(ドイツ・シュツットガルト、9月15〜19日)が開催されます。海外で発表された技術が10月のJIMTOFでどう国内向けに出てくるかという見方をすると、9月の海外展の情報を先に押さえておくと理解が早くなります。

来場前に決めておく3つのこと

1. 見に行く目的を1つに絞る

東京ビッグサイトの全館規模の展示会を1日で回り切ることはできません。「5軸加工機の実機を3社比較する」「自動化まわりの搬送装置を見る」のように、目的を1つに絞ったほうが持ち帰れる情報は増えます。複数の目的がある場合は、日を分けるか担当を分けるのが現実的です。

2. 聞くことを紙に書いていく

ブースでは説明を受けるだけで時間が過ぎます。自社の加工対象・材質・要求精度・現状のサイクルタイム・課題を1枚にまとめて持参し、それを見せて「これをどうにかしたい」と切り出すと、カタログでは分からない話が出てきます。特に工具や治具は、条件を具体的に伝えるほど提案の質が変わります。

3. 見積もりの前提を揃えておく

その場で概算を出してもらう場合、加工点数・年間数量・段取り替えの頻度が分からないと比較できる数字になりません。逆にこれらを揃えて回れば、複数社の見積もりを同じ土俵で並べられます。設備投資の稟議を通す段階まで見据えるなら、投資回収年数の計算に必要な項目を先に決めておくと、会期後の作業が大幅に楽になります。

アクセスと会場

会場の東京ビッグサイトへは、りんかい線「国際展示場駅」またはゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」からアクセスします。会期中は朝の時間帯に電車も入場ゲートも混雑するため、開場時刻に合わせるより30分前後ずらしたほうが移動は楽です。館内は広く歩行距離が長くなるので、履き慣れた靴で行くことをおすすめします。荷物はカタログで急激に増えるため、折りたためるバッグがあると助かります。

よくある質問

JIMTOF2026はいつ、どこで開催されますか?

2026年10月26日(月)から10月31日(土)までの6日間、東京ビッグサイトで開催されます。開場時間は10:00〜17:00で、最終日のみ16:00までです。

入場料はいくらですか?

当日券が3,000円、前売券が1,000円(いずれも税込)です。学生は無料で入場できます。差額が2,000円あるため、来場が決まっている場合は前売券を事前に購入しておくほうが有利です。

JIMTOFは毎年開催されますか?

隔年開催です。2026年の第33回は、2024年に開催された第32回の次にあたります。前回と次回の間が2年空くため、その間の技術動向は海外の展示会(IMTS、EMOなど)で補うことになります。

工作機械を買う予定がなくても行く意味はありますか?

あります。出品対象には測定機器、切削工具、制御ソフトウェアなども含まれており、これらは工作機械本体より更新サイクルが短く、小さい投資で現場改善につながることが多い領域です。自社の加工条件を持ち込んで相談すると、設備を替えずに改善できる余地が見つかることもあります。

出典

本記事の会期・入場料・出品対象は、主催者による以下の公式ページの情報にもとづいています。最新の情報および変更の有無は必ず公式サイトでご確認ください。

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